さる7月29日、30日に『RoboCup 2017 Nagoya Japan』の併設イベントとして、同会場であるポートメッセなごやにて開催された『KOOV Challenge』。
KOOVを用いた初の国際交流コンテストには、日本・中国から集まった8歳から12歳までの総勢43名の選手たちが集結。
その中から、いつもKOOVの自由制作をたくさんupしてくれている3名の選手に会場でインタビューを行いました。
今回は第1弾としてぱーまん2号くんとお父様のインタビューをお送りします。
KOOVで毎日遊んでいるぱーまん2号くんの感想とそれを優しく見守るお父様の教育観とは…?
発売日にKOOVを購入
ーーぱーまん2号くんは今何歳ですか?
ぱーまん2号くん(以下敬称略)「11歳です。」
ーーということは小学校5年生。RoboCupが行われた名古屋にお住まいですか?
お父様「鳥取です。」
ーー鳥取からいらしてくださったんですか?ありがとうございます!ちなみに通ってらっしゃる小学校は公立・私立どちらですか?
お父様「公立ですね。」
ーーありがとうございます。早速ですがロボットを使ったプログラミングっていつぐらいから始めたんですか?
ぱーまん2号「KOOV が発売された2月18日からです。」
ーーそこまで覚えてくれているんだ!ありがとうございます。2月18日に買ってくれたんですか?
ぱーまん2号「はい。」
ーーKOOVの存在をどうやって知ったんですか?
お父様「もともと息子がロボットに興味があったんです。大学生が競っているロボットコンテストなんかがやっていると、興味を持って見ているなぁと思っていて。親である自分も、子供に興味のあることをとことんやらせたいというのがあるんですね。そうした時にネットの情報でKOOVが出るということを知り、事前に予約をさせてもらって購入しました。」
ーーKOOVに触れる前までにロボットを体験したことはあったんですか?
ぱーまん2号「ないですね。」
ーーなかったんですか。今は作品も結構作ってくれているんですよね。すごい作品をいっぱい作ってくれていて。
ぱーまん2号「ありがとうございます!」
ーーでは2月18日にKOOVを初めて触って作り始めて、あんなにたくさん作ってくれているんですか?
ぱーまん2号「はい。」
興味を持って学んでつく力こそが「本当の力」
ーーちなみに学習コースをやるのにどれぐらい時間かかりました?
ぱーまん2号「2、3日。」
ーー2、3日!速いなぁ…。結構集中して取り組むお子さんですか?
お父様「そうですね。興味を持ったらとことんやるタイプです。興味を持って何かを学んで、そこでつく力が本当の力じゃないかなと思って。自分はもともと教員をやっていたのもあるので、そう感じますね。勉強って、いやいややらされるものではない。好きなことを存分にやったほうがいい。そういう考えのもと、とことんKOOVで遊んでもらってます。」
ーーKOOVはぱーまん2号くん1人でやっているんですか?
ぱーまん2号「そうですね。」
お父様「私は環境だけ整えてあげるようにしています。例えば何かを調べる必要が出てきたら、本人がネットで調べられる環境を作ったり。息子は本当はもっと高いレベルのプログラミングをやりたいって言ってたんだけど、まずはきちんとKOOVでプログラミングの勉強をやってみたらということで、遊んでもらっています。」
ーーぱーまん2号くんのロボットプログラミングの第一歩目って感じですかね?そうすると。
ぱーまん2号「はい。」
ーーKOOVは気に入ってくれていますか?
ぱーまん2号「気に入っています!」
プログラミングって案外簡単
ーーKOOVのどういうところが好きですか?
ぱーまん2号「プログラミングのやり方もわかりやすいし。プログラミングって案外簡単なんだなと思って。」
ーーそれは嬉しいですね。簡単と言ってくれるのが。簡単に学べて、なおかつたくさん作品をつくってupしてもらえるように、学びの部分はシンプルにしているんですよ。お父様は息子様が作品を作る工程って一緒に見られたりしますか?
お父様「いや、見ても分からないので見ません。ただ、作った作品に対してどういうところが工夫したところ?とか、これはどんな風に動くの?とか、そういうことは訊いたりします。あとはupしたものは一緒に見ます。upした作品に他のユーザーさんからコメントがあるとすごく嬉しそうにしています。ああいうコメントは子どもの励みになっているんじゃないかな?」
ーーなるほど。ぱーまん2号くんはいつも自由制作で遊んでいるんですよね?
ぱーまん2号「はい。」
ーー自分の作った作品にみんながコメントしてくれたりすると嬉しいですか?
ぱーまん2号「嬉しい!」
ーーupするのが楽しくなってきたりします?
ぱーまん2号「楽しい!」
ーーいま週にどれぐらいのペースでupしてくれてるんですか?
ぱーまん2号「週1個か2個。」
ーー学校から帰ってお家でKOOVをつくってupするんですか?
ぱーまん2号「はい。」
ーー平日も遊んでいらっしゃいます?
ぱーまん2号「平日も遊びます。」
ーーわかりました。今度はお父様に伺いたいのですが、2020年のプログラム教育の必修化が決まったのですが、そこも踏まえて今後どういう教育をお子さんにしていきたいというビジョンはありますか?
お父様「子どもがもっとこういうことをやりたいと思ったら、その環境を与えてあげたい。その上で困った時には必要なアドバイスをすればいいかなと思っています。僕はプログラミングに関しては全然わかりませんし。」
ーーてっきりお父様がプログラミングを教えていらっしゃるのかなと思ってたんですが全然そんなことはないんですね。
お父様「全く教えていないですね。」
ーー逆にぱーまん2号くんがお父さんにプログラムを教えることはできますか?
ぱーまん2号「言いづらいですけど、できると思います(笑)。」
ーー親子で参加できるKOOV体験会というのを何度かやっているんですけど、そこに参加されている保護者の方たちはプログラミングは全く未知のものなんですね。そこで逆にお子様が保護者の方にこうやってやるんだよと教える場面が見受けられるんです。だからパーマン2号くんがお父様に今度、こうやってやるんだよと教えてあげたらいいかもしれないですね。
お父様「(ぱーまん2号に向かって)よろしくお願いします!」
ぱーまん2号「(笑)。」
将来はAIを使って人のために役立つロボットを作りたい
ーー人に教えることによって、思考も定着すると思いますしね。ではプログラミング教育を通じて、将来お子様にどういう風に育って欲しいと思いますか?
お父様「AIに興味があるんですね。人のためになるロボットを作りたいというのがこの子の目標なんです。そういう将来の目標に対して、プログラミングを活かしていければいいかなと思います。学びって目的が一番大事だと思うので。」
ーー僕がおじいさんになった時にパーマン2号くんのおかげで楽できそうですよね(笑)。
ぱーまん2号「頑張ります(笑)。」
ーーなんでAIに興味を持ったんですか?
ぱーまん2号「ロボットって普通、人が与えた動作しかできないけど、AIだったらロボットが自分で考えたことができるのが凄いなと思って。作ってみたいなと思います。」
ーーKOOVも、もしかしたら将来AIがつけられるかもしれないし。むしろパーマン2号くんがAIを開発して僕たちに教えて欲しいです。
ぱーまん2号「(笑)。」
ーー最後になりますが、お子様の教育に関してどういうところから情報を集めていますか?
お父様「今はネットを使って自分で検索して調べています。」
ーー最後にKOOVの良いところと悪いところを教えてください。
ぱーまん2号「良いところはプログラミングがわかりやすいところと、ブロックがカラフルで楽しいところ。悪いところは……ないですね。」
ーー黒のブロックが欲しかったりしませんか?
「たまに。」
ーーそういう要望があったらサイトにコメントを書き込んでくれたら嬉しいです。チェックしていますので。今日はありがとうございました。