KOOV法人向けサービス「KOOV for Enterprise」と英語版KOOVの提供を開始

2018.03.28

株式会社ソニー・グローバルエデュケーション（代表取締役社長：礒津政明）は、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV（クーブ）」の法人向けサービスKOOV for Enterpriseと、英語版KOOVの提供を開始しました。

KOOVは新コンセプトに基づく学習キットで、ブロックを組み合わせて遊ぶ中で表現力を高め(Play)、プログラムを動かすことで探求心を培い（Code）、子供たちの創造力を育成する（Create）など、デジタルを活用したモノづくりを遊びながら学ぶことができ、玩具としても教材としても楽しめるものです。2017年2月に日本と中国で販売を開始し、家庭での利用に加え、昨秋からは学校や塾などの教育機関へも導入されプログラミング教室に活用されてきました。

新たに提供するKOOV for Enterpriseは、プログラミング教室の運営を支援する法人向けアカウント管理システムや、教師用マニュアルや生徒用のワークシートなどで構成される新開発の授業用パッケージなどを備えており、プログラミング教室の展開を希望される法人がすぐにサービスを開始できる内容となっています。

またKOOVが新たに英語対応し、英語教育の一環として英語でプログラミングを学べるようなりました。国内のインターナショナルスクールや英会話学校では昨今プログラミング学習の導入が進展しており、またプログラミング教育が盛んな海外でも通用する知識を身につけられるよう、教育サービスとして拡充しました。

1 KOOV for Enterpriseの特徴
2 ＜KOOV for Enterpriseセミナーのご案内＞

KOOV for Enterpriseの特徴

○簡単、安全に利用できるアカウント管理システム

児童生徒向けのユーザーアカウントが簡単に作成でき、すぐに授業での利用が可能です。児童生徒のユーザアカウントは、エクセルファイルから作成することもできるため、KOOV導入の管理者負担を軽減します。管理者はユーザーごとにパスワード設定・管理ができるため、安心してアカウントを使用できるだけではなく、ユーザーの作品やプログラム、学習コースの進捗状況を確認できる機能がついています。また様々な使用環境を想定して、ユーザーをグルーピングできるため、例えば全国に広がるユーザーを教室ごとに管理することなどが可能となります。グルーピングした単位で管理者毎のアクセス権限も設定できます。

○独自開発の授業用パッケージ

プログラミング教育を初めて行う方でも、安心してロボット・プログラミング教室を実施して頂くためのコンテンツをパッケージとして提供します。授業を行うにあたり必要になる「先生用マニュアル」、「児童生徒用ワークシート」、本格的な作例が短時間で組み上げられる「専用レシピ」、電子パーツの使い方やプログラム例が参照できる「ベーシックガイド」などが含まれます。授業は、ブロック組み立てからプログラミングの仕方までをSTEAM教育にそって丁寧に教えるレッスン形式と、児童生徒の創造性と探究心を育むコンテスト形式の2つが提供されます。授業を自由に組み合わせることで、各塾や企業で伸ばしたい能力に合わせたオリジナルのカリキュラムを構成することができます。
※授業用パッケージには英語版はありません。

○カスタマーサポート

KOOV使用中にトラブルが発生した時など、すぐに対応可能な専用窓口が用意されており、KOOVの電子パーツやブロックが紛失・故障した際にも代替品を購入することが可能です。

技術の進化や環境の変化により社会が過度に複雑化する中で、地球規模の課題が増加しています。

これからの社会では、知識の習得だけでなく、知識を活用して問題を解決する能力が求められ、思考力や判断力、表現力をより重視した人材育成が教育現場でも重要となっています。STEAMは、これらの能力を育成する中核の教育課程であり、ソニー・グローバルエデュケーションは、情報を察知し論拠を挙げながら種々の課題を解決する、21世紀型スキルを有するSTEAM人材育成にKOOVが寄与するよう積極的に活動をしてまいります。