仕事ができると言われる人は何が違うのか。

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皆さんこんにちは!世界算数ナビ担当のMATSUです。
新生活をスタートする方も多い4月に入りました。
期待に胸を膨らませている方も、気持ちを新たに頑張る方も多い時期ですね。

前回「5つの思考回路を使った受験問題の解き方」について解説をしてくれたNAKAMURAが、今回は新社会人や既に社会人の方に為になる「仕事」について語りました。話題は仕事ができると言われる人とそうでない人の、ある決定的な違いに展開。誰もが気になるその違いとは…?


ーー5つの思考回路が受験問題を解く際にも使われている重要なものだということは理解できたのですが、それらの思考回路は学生だけではなく大人にも求められるものでしょうか?

NAKAMURA(以下N)「もちろんです。」

ーー大人が思考回路を求められる場面というと具体的にどんな場面があるのでしょう?

N「毎日している仕事の中でも求められることは沢山ありますよ。そしてMATSUさんも仕事の中で思考回路を使っているはず。例えばこの世界算数ナビを書いている時も。」

 

ーーこのコラムを書いたりする時でも?

N「相手に伝わる文章を書く、というのは構成や流れなどを考えながら書いているわけで思考回路をフルに使っています。まず、テーマを決める時点であれこれ題材を探して決めていますよね。いくつかのテーマを考えている、これはノック回路を使っていますよね。そしてテーマを考えている中でも、このテーマいいかも、ってひらめく時もありますよね?それがまさにクリエイト回路を発揮した瞬間です。」

 

ーーほぉ、なるほど。

N「同じようなテーマでも、この切り口では伝わらないけど、別の切り口なら伝わるのではと考えることもあるのでは。ちょっと視点を変えて考えている時にもクリエイト回路を使っています。決定したテーマを文章にする時にも、内容が矛盾していないかを意識して書きますよね?この時はステップ回路を使っています。」

 

ーーたくさん例が挙がりましたね。

N「仕事においても思考回路は重要なものです。さらに言うと、仕事ができると言われる人とそうでない人の決定的な違いは、思考回路を活用しているかどうかの差から生まれるのではないかと思います。」

ーー思考回路が違いを生んでいる訳ですか!

N「そうです。例えばですよ、この世界算数ナビを思考回路を使わないで書き進めた場合を想像してみてください。非常に残念な記事になると思いません?」

 

 

ーー残念な記事になってしまうというと?

 

N「記事というのは物事を伝えるためのものですよね。しかしネットに溢れているコラムのなかで、あまりに情報が少なかったり、独りよがりで極端なことが書かれていたり、主張が矛盾していたりして、読んでもハテナが浮かぶ記事ってあるじゃないですか。思考回路を使わないで記事を書き進めると、そういった読み手に何も伝わらない記事になってしまいます。」

 

ーー確かにそういった記事は目にしないでもない(笑)。

N「記事以外の仕事にしても、企画書や提案書も同じように内容がしっかり提案相手に伝わるように作る必要があります。今回は作り方までは詳しくは述べませんが、思考回路を駆使するほど、伝わりやすく通りやすい書類が作れます。」

 

ーー話を聞いていたらより良い仕事をする上では、鍛えておいて損はないどころか、鍛えなきゃダメな気がしてきました。

 

N「仕事ができる人と呼ばれたいのであれば、鍛えるべきだと思います。僕が今まで出会った仕事ができるなと思う人は全員、5つの思考回路をフルに稼働しています。

ーーフルに!凄い…。僕も新年度早々、周りに違いを見せつけるためにも意識して鍛えていこうと思います!


いかがでしたか。

5つの思考回路は普段の仕事の中でも使われていることや、思考回路を使うことで仕事の質も変わってくることがお分かり頂けましたか。

世界算数の運営チームが送る「世界算数ナビ」では、過去の大会で出題された問題だけでなく、算数にまつわるテーマをとりあげたコラムを連載しています。

(世界算数からの挑戦状)

 (ヒント)座っている席がわかりやすい人から決めていきましょう。

答えが分かったら、こちらで確認してみましょう。

※世界算数ナビは毎月第一火曜日に更新しています。次回もお楽しみに!

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