算数の難問が解けるようになるには?

世界算数ナビvol.17

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みなさんこんにちは!世界算数ナビ担当のT.D.です。
『世界算数セレクション』を受検された皆さん、ご参加ありがとうございました!
さて今回の世界算数ナビは、文章題が苦手な人必見!算数が得意な人は、どのようにして問題を解いているのかを紐解いていきます。

算数得意代表のブロックチェーンやアプリのプログラマーとして活躍されているEさん・Sさん、算数苦手代表の私T.D.で、どう問題の捉え方が違うのかを見ていきます。


★チャレンジした問題はこちら

レイコちゃんは毎日同じ時間の電車に乗って、学校から最寄りの駅まで帰ってきます。お父さんはいつもその電車と同時に駅に着くように、車でレイコちゃんを迎えに行きます。

今日は学校が早く終わったので、レイコちゃんはいつもより何本か前の電車に乗り、いつもより早く駅に着きました。レイコちゃんは、お父さんの到着を待たずに駅から家に向かって歩き出し、30分後、いつもの時間に駅に着くよう迎えに来てくれたお父さんに出会いました。そこからお父さんの車で家に帰ったところ、レイコちゃんはいつもより20分早く家に着きました。

レイコちゃんが乗った電車は、いつも乗っている電車より何分早く最寄り駅に着きましたか。

出典:日経BP社刊『プログラミング脳をこれから鍛える本』

皆さんもいったん考えてみて下さい!

★苦手な人と得意な人の違いは何?

≫算数苦手T.D.はこう解いた
・20分早く家に着いたので、いつも18時に着くとすると、家についたのは17時40分。
・お父さんと30分後に出会ってから帰宅したので、お父さんとあったのは17時10分かな?
・いつもの電車の何本か前に到着したとあるので、この時間は家に早くついた時間と同じだろうと考えて、20分前?
・全部で、70分?
(不正解でした)

≫算数得意な2人はこう解いた
Sさん
・問題文から読み取れるのは30分と20分という時間、求める答えも時間だが、時間だけに注目しても答えを導き出せなかった。内容から「距離と時間の問題」というフレームワークがフッと浮かんできた。
(正解でした)

Eさん
・文の中でいつもと何が同じで、何が違うのかを考えた。
・問題を読み込んで、わからない部分を出したところ時間で考える場合は不明点が多いので、時間ではなくもうひとつのヒントであるお父さんの移動距離で考え直した。
(正解でした)

最初は、3人とも時間で解答を考えていました。
しかし、得意な2人はこれでは解けないと気づいたら、情報を整理し直し(スキャン回路)、着目点を変え(クリエイト回路)、確かな理由を元に計算をし(ステップ回路)、正解を導き出していました。
それにひきかえ、算数苦手な私の場合は時間だけで考え、なんとなくこうだろうと計算を続けてしまいました。


★まとめ

算数が得意な人はすぐに答えを導けるものだと思っていたのですが、実際はそうではなく、行き詰まった時には潔く思考フローの前のフェーズに戻っているからこそ、正解につながっていると思いました。
私との違いは、まさに「5つの思考回路をフル活用しているから」と感じました。

最後にもう1問、算数の問題をご用意しました。
思考回路を意識して、解いてみてくださいね。


世界算数からの挑戦状

問題 

ユイちゃん、タカホくん、メイちゃんの3人が、何枚かずつカードをもっています。
ユイちゃんはタカホくんに6枚、タカホくんはメイちゃんに4枚、メイちゃんはユイちゃんに3枚カードをわたすと、みんなのもっているカードが、ユイちゃんは5枚、タカホくんは8枚、メイちゃんは5枚になりました。

最初にユイちゃんがもっていたカードは、何枚ですか。

ヒント:ユイちゃんが持っているカードの枚数の変化に注目してみよう。

答えが分かったら、こちらで確認してみましょう。

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